うつ病(気分障害の一種であり、精神疾患です)は、様々な精神的・身体的症状が現れます。精神的な症状としては、不安や悲しみなどの悲観的な気分になったり、何もする気が起こらず、無気力な状態になったりする事が挙げられます。鬱になっていない人も、何かしらの出来事があった時にそういった気分になる事はありますが、しばらくすると元の精神状態に戻るはずです。でも、鬱病の場合はそんな悲観的な気分がずっと続きます。症状が酷くなると、仕事や学校に行く事も困難になり、自殺や自傷行為に走ってしまいます。身体的な症状としては、全身がだるかったり、頭痛(外傷以外の原因で頭部に痛みを感じる症状をいいます)、めまい、不眠、肩こり、食欲不振、便秘や下痢など様々です。ストレス社会を生きる私達にとって、鬱病は誰でも起こり得る病気だといえます。もし、鬱病かなと思ったら、できるだけ早いうちから治療をはじめることが大切なのですが、その治療法の一つにツボ療法があります。ツボ(指などで押す、お灸をする、鍼を打つなどして刺激します)の中には、うつ病の改善に効果が期待できるといわれているものがあるのです。例えば、筋縮というツボ。これは、脊柱の第9胸椎棘突起と第10胸椎棘突起の間にあるツボで、精神錯乱や不眠症、神経衰弱などに効果があるといわれています。押しにくい場所にあるので、こぶしで軽く叩くか、つまようじなどで刺激するのが良いでしょう。それに、身柱というツボもオススメです。脊柱の第3胸(自分よりも実力やキャリアがある人と仕事をする時に、「借りる」なんてよくいいますよね)椎棘突起と第4胸(昔から心はここにあると考えられてきました)椎棘突起の間にあるツボ(WHOでも治療効果が認められていますが、その仕組みについてはまだ解明されていません)で、神経症やヒステリーなどの神経性疾患の症状を和らげくれる効果的だと思います。このツボは人差し指と中指で、押し回すように少しずつ押すのが良いですね。それから、印堂や神庭というツボもイライラして寝付けない時に効果があるのでしょうか。印堂は眉間の真ん中にあり、そこからまっすぐ上に向かっていき、髪の生え際にあるのが神庭です。この二つのツボは、ぬるめのお風呂に入って、ゆったりしながら押すのがベストでしょうー